こんにちは、AI動画の最新ツールを日々検証&シェアしているねこ社長です🚀。
今回は、先日開催された「カイコクAI動画CMコンテスト」に参加させていただいたので、その作品と制作の裏側を大公開しちゃいます!

このコンテスト、コンセプトが「AIで人の心を動かせるか?」という、まさに僕が日々挑戦しているテーマそのもの!これは参加するしかない!と思い、全力で制作に挑みました。
結果として、残念ながら入賞は逃してしまいましたが、最終選考まで残り、主催者であるカイコクさんのXでピックアップ作品として紹介していただきました😆。本当に光栄です!
色々なAIコンテスト一覧を見るのが好きなのですが、今回の「カイコクAI動画CMコンテスト」は特にテーマが挑戦的で、非常に作りごたえがありました。
作成したAI CM動画はこちら!
まずは、僕が制作した動画をご覧ください。15秒という短い時間の中に、物語と情熱を詰め込みました!
制作の裏側を大公開!
それでは、この動画をどのようにして作ったのか、その裏側をステップごとにご紹介していきます!
1. コンセプトの作成

今回のコンテストは、タレントの芋洗坂係長の音声データが先に指定されていました。ここが普段のCM制作と違う、最初の大きなポイントです!
提供された音声とテキストはこちら。
私、マーケター
…じゃないんだよね。
でも大丈夫、カイコクなら
TikTok、広告、CRM
1日でプロが見つかる
マーケティングの複業マッチングサービス「カイコク」
この15秒の音声に、どれだけ想いや物語を詰め込めるかが勝負の分かれ目になります。いくつか案を考えた中で、僕が選んだのは「MARKETER SAMURAI」というコンセプトです。
- ビジネスシーンを「現代の戦場」と捉える。
- その中で、マーケターは戦略の中核を担う「軍師」であると設定。
- そして、その軍師の重要な判断を、カイコクの数多いるプロフェッショナルたちが「頼れる武将」としてサポートする、という構図を考えました。
今回はタクシー広告を想定していたので、特に40代以上の管理職の男性ビジネスパーソンに、分かりやすく、そして力強く刺さるような世界観を目指しました。
2. ストーリー作成

コンセプトが決まったら、音声から奥行きのあるストーリーを構築していきます。音声の「行間」を物語で埋めていく作業ですね!
- 舞台設定:ここは現代の戦場。ライバル企業が、我が陣営のマーケットシェアを奪いに攻め込んできます。PCやスマホといったIT機器を武器に突撃してくる敵軍のイメージです。
- 葛藤:自軍の軍師(マーケター)は、敵の猛攻に頭を悩ませています。「私、マーケター…じゃないんだよね」というセリフは、専門家だけで立ち向かうことの限界を示唆しています。
- 解決策の提示:そこへ、頼もしい助っ人「カイコクマン」が、個性あふれる有能な武将たち(カイコクのプロ人材)を連れて颯爽と登場します!
- 勝利へ:最強の布陣が整い、それを象徴する旗を受け取った軍師。これなら勝てる!という確信に満ちた表情で締めくくります。
3. キャラクターと構成要素の作成

ストーリーができたら、登場人物や小道具をAIで生成していきます。今回は、Midjorneyでキャラクター原案を作成し、NanoBananaProで調整、そしてKlingO1で動画化しやすいようにリファレンスを作成するという流れで進めました。

見た人の印象に残るように、少し誇張した面白さやユニークさを加えることを意識しました✨。
- 軍師:軍旗を片手に部隊を指揮・鼓舞する、悩める管理職をイメージして作成しました。
- カイコクマン:力強く、頼れるヒーロー像を追求しました。兜の前立て(装飾)は、カイコクのロゴをモチーフにしています。
- TikTok侍:「踊ってみた」をさせることを想定し、同じ衣装の侍が群舞するシーンをイメージしました。
- 広告侍:大きな筆を持たせることで、クリエイティブで無骨なアーティスト感を表現しています。
- CRM侍:データを駆使するイメージを、体が半分機械になっているサイボーグのような姿で表現しました。
- 小物類:物語の象徴となる旗や、画面を彩るエフェクトなども同時に作成しました。

4. 動画作成
全ての素材が揃ったら、いよいよ動画編集です。15秒という短い尺の中で、CMとして「カイコクの良さを伝える」という目的を達成しなければなりません。

特に意識した点は以下の通りです。
- 時間調整:舞台説明から緩急をつけた盛り上がり、そしてインパクトを残すために、全ての要素を過不足なく詰め込むシビアな時間調整を行いました。
- タクシー広告への配慮:タクシー内のモニターで見ることを想定し、文字は大きく表示。また、音声が聞き取れない状況も考え、デザイン要素を加えたフルテロップで情報を補完しました。
- スケール感の演出:合戦シーンでは多くの人を登場させることで、想定される予算以上のスケール感を感じてもらえるように工夫しました。
- エンタメ要素:カイコクマンのプロレスラー的な決めポーズや、TikTok侍の群舞、各侍の戦隊ヒーロー的なガッツポーズなど、映像の要所にエンタメ的な「違和感」や「面白さ」を加え、記憶に残りやすいようにしました。

このようにして、専門家が見ても面白いと思ってもらえるような、こだわりのAI CMが完成しました!
コンテストを通じて感じたことと、普段のお仕事について
今回、コンテストという形式でCM制作に挑戦してみて、普段のお仕事とは違う難しさと面白さを感じました。
特に難しかったのは、以下の2点です。
- 音声が先に決められていた点:映像制作において、コンセプトから逆算して音声を考えるのではなく、音声からコンセプトを考えるのは非常にクリエイティブな挑戦でした。
- クライアントのニーズを類推するしかなかった点:本来のCM制作では、クライアントへのヒアリングを重ね、CMを見るターゲット層や、動画を通じて感じてほしい印象などを徹底的に詰めていきます。今回はそこを想像で補う必要があったのが、難しくも面白い部分でした。
反省点を挙げるとすれば、もう少し若手のリーダー層をターゲットに据えた、別の切り口も考えられたかもしれない、という点です。今後もAI動画コンテストや、いつか挑戦してみたいAI映画祭のような舞台では、今回の経験を活かしていきたいです!
実際の私のお仕事では、お客様の事業に対する想いや、伝えたいメッセージを丁寧にヒアリングし、それを形にするお手伝いをしています。
「自社のサービスの魅力を伝える動画を作りたい!」「SNSでバズるような面白いコンテンツが欲しい!」など、AIを活用した動画制作に興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください👍。
一緒に、人の心を動かす動画を作りましょう!



